4月に新東名秦野区間の開業前の様子を見に行きました。例のごとく直前にしか見ることのできない光景で、晴れた日もこの一日しかなかったのですが、かろうじて見れました。上の二枚はミラーレスで撮影。

約3年ぶりに大判も持ち出したのですが(新名神三重区間以来)、現像結果は惨憺たるものでした。フレアや光の漏れ、内部での乱反射が想像以上。構えて押せばなんでも上手く写るデジタルに慣れてしまって、暗箱の中で光を操作する全く異質な作業であることが経験から抜け落ちていたようです。光の扱いというのは無数の不安定なファクターがあり、どうしても全ての要素をコントロールしきれない、しかも間が空いて久しぶりとなると尚更でした。

ともあれ、一年前には建築途中の土手を見ていたので、短期間でよくここまで変貌するものだと感心してしまいます。低い位置にある照明が独特で、夜景もなかなかでした。

(↓ちなみに、フィルムによる画像。虹色の乱反射、全体のセピア調の色被りなど。最近は材料費の高騰で一枚当たり異常なコストがかかるので、一構図一枚が基本。失敗したら諦めるしかありません)